「災害時における対応についての協定」を締結しました。

災害時における対応についての協定について

 

社会福祉法人 同仁会ではかねてより高齢介護社会における医療介護施設と地域の皆様との連携活動を念頭に事業計画を致しておりました。その計画の一つとして当法人の理事である小鹿医師の発案により6年前の大災害、東日本大震災の経験を忘れるべからず、災害時における医療介護施設の入居者様の安全、地域の皆様とのかかわりと活動の検討、相互支援をさらに踏み込んで貢献できる活動を計画してまいりました。

 

これまでの経過としましては日常における当施設スタッフへの災害時の対応指示の確認、訓練を行っており、大震災が発生した3月11日の記憶を未来につなぐためにうるわしの杜では3月13日,やすらぎ苑では3月14日に通常の防犯訓練とは別に災害時における訓練を実施いたしました。

 

今回の新たな取り組みとして防災の日の翌日、2017年9月2日に地域住民、町内会の皆様の御協力、御指導により(災害時における対応についての協定)を介護老人保健施設「やすらぎ苑」では根井町内会様、並びに特別養護老人ホーム「うるわしの杜」においては千代田町町内会様と締結させて頂きました。

 

内容といたしましては災害時の安全、危機管理のため大規模災害時に施設周囲の住民の皆様との連携をさらに充実にすること、支援手段の内容確認、近隣住民の御支援が必要な方の当施設における受け入れ体制、または医療介護施設の入居者様で避難が必要な場合の地域の皆様の御協力を仰ぐことが出来る協力体制を基本計画と致しております。

 

現在三沢市でも災害時における医療介護施設の協力施設の登録はございますが、今回の協定締結がさらなる医療介護施設と近隣住民の活発な地域活動のモデルケースとなるよう、平素からの交流や協力体制を推進し、地域の活性化・地域への貢献を進めてまいります。

また、自然災害だけではなく、何時いかなる防災避難活動が必要な時も、この連携がスムーズに対応できるよう、法人として強い防災意識のもとその都度点検をし、最善の態勢を取ってまいります。

 

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