地域国際交流に向けての活動について 

現在、本邦における社会福祉事業、地域交流は日々の生活の様々な面において重要な問題、改善の必要性が求められております。

地域交流とひとえに言っても日本全国ではその地域特異性から様々な場合が考えられます。たとえば、三沢市においては多くの在日米軍、自衛隊の方々が在住されており、その人々にはそれぞれ家族がおります。そのご家族の中でも高齢、要介護の人々が存在するということは、地域性を考慮してすべての人が平和で穏やかな生活を送るためにも、人種や宗教を超え一人の人間としてお互いがお互いを尊重し思いやる心を醸成ができる環境の確立も社会福祉事業、地域交流の一環であると考えます。

その考えは、まさに社会福祉法人 同仁会の基本理念「みんなにやさしい地域に親しまれる施設」にも通じるものがあります。

私たち社会福祉法人同仁会うるわしの杜では、三沢市周辺地域に親しまれることはもちろんですが三沢市の特殊性を考慮して人種や宗教を超え、みんなにやさしい施設として微力ですが国際交流に力を注ぎ入れてまいりたいと考えております。その試みとして、この度、同法人理事の小鹿医師の紹介により、「米軍定年退職者の会」の皆様の御厚意によりと昨年12月19日、クリスマス会を開催することができました。

この会は米軍定年退職者の会の三沢介護事業所との交流を目的に、またチャリティー第二保育園児の皆様の慰問もして頂きまして入所者の皆様も笑顔、笑顔のひと時を過ごすことができました。関係各位の皆様に心から感謝しております。

米軍定年退職者の会の皆様からも、「こんな素晴らしい笑顔を見ることができて、とてもハッピーです。是非、来年も参加したいです。」との御言葉を頂きました。

 

当施設では、この小さな国際交流がいつの日か大きな輪につながって三沢市の地域交流の懸け橋になることを願いながら、すべての人々が幸せに暮らせる社会福祉事業を目指して参りたいと考えています。

今後とも。この企画を発展させていきたいと思いますので皆様の御協力、御意見を頂ければ幸いです。今後とも宜しく御願い致します。

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※米軍定年退役職者の会:主に三沢で暮らす 退役軍人及びその家族に対し、様々なサービスを提供する会です。例えば、税金の支払い、病院への通院補助などです。そのほかにもボランティア活動も行っています。

 

同仁会 理事長 小鹿和子

同仁会 理事 小鹿雅和

同仁会 葛西事務長 三浦施設長 中村事務次長