私たちは決して忘れません。あの日あの時のことを。 

2011年3月11日14時46分。我が国観測史上最大のマグニチュード9.0という未曾有の大震災が我が国を襲いました。

私たちは、たとえ、何年経過しようとも決してこの大震災のことを忘れません。

このため、今年もこの時期に社会福祉法人「同仁会」では、やすらぎ苑、うるわしの杜それぞれ災害訓練を実施しました。なお、災害、火災訓練は、内容を変え、それぞれの施設で毎年3回から4回実施しております。

 

また、東日本大震災を風化させないために「命の大切さ」を常に職員が意識するよう心がけております。このようなことから、今年度は、災害時の応急処置の習得と職員の自覚向上及び社会貢献の充実を目的に、対象職員全員の普通救命講習受講を計画し、18回の講習を経て、3月7日、「やすらぎ苑」64名・「うるわしの杜」38名、合わせて102名全員が普通救命講習の修了証交付を受けました。

 

普通救命講習とは、大切な人や家族の命を守る知識とスキル習得を目的に、呼吸や心臓が止まったときに必要な成人に対する「心肺蘇生法」と「AED(自動体外式除細動器)の取扱い方」、「止血法」、「窒息時の対処法」を学ぶための講習です。

 

特に、高齢者の方を対象にした職場では、緊急時の応急処置として役立つだけではなく、自身の付加価値にもつながるものとされています。

 

今後とも地域から愛される施設として災害時には地域のため迅速な対応に努めるとともに「命」の大切さを伝えてまいりたいと考えております。

社会福祉法人同仁会 理事長 小鹿 和子

やすらぎ苑での救命講習と機材点検の様子

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うるわしの杜での救命講習と図上訓練の様子

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